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生産システムH2サンプル大見出し

自律分散型スケジューリングによる次世代生産システムの構築

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生産システムは,その構成要素である生産設備の相互関係によって成立している. 本研究では,加工中の製品の受け渡しに基づく相互関係に着目した新しい情報交換手順を提案し,生産設備自身による自律分散的なシステムの運営を可能にしている. 本手法は生産設備に対するスケジューリングを中心に検討を行っているが,上位システムである企業間のサプライチェーンの最適化にも応用が可能である. 現在,システムあるいは生産設備の異常に代表される環境の変化に対応するべく,システムの自律的な再構築に関する検討を進めている.

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スケジューリング理論の一般化に関する研究

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段取りに相当する準備状態に加え,作業終了後の加工対象物の保管状態をスケジュールの計画に考慮に入れることで, これまでスケジューリング問題として認識されていなかった幅広い課題に対する取り組みを行っている. 例えば,仕掛在庫と密接な関係があるバッファは,製品に付加価値を与えない(すなわち仕事をしない)生産設備としてスケジューリングの対象に加えることができる. その結果,一般的な加工装置のみならず,バッファの効率的な使用方法すなわち在庫の削減も同時に検討を行うことが可能になる. この他にも,搬送装置の干渉を考慮に入れた搬送経路および搬送順序の最適化などの問題をスケジューリングの視点から取り組んでいる.

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